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いざという時困らないための設備メンテナンスの重要性

体も建物も中身のケアが大切です

マンションの配管

設備は人間の体で例えると「臓器や血管のようなもの」と言われます。いくら大きくて丈夫な体を持っていても血管のひとつが詰まることで大変な病気となるように、建物の中でも非常に重要な役割を果たしています。体のケアに於いては血液を調べたり、内臓疾患にならないように食事に気を使ったりしますが、いざ建物のケアとなると外装や内装ばかりに気を遣いがちで意外とメンテナンスをされていないのが現状だと思います。

しかし、現実にはパイプや設備機器の寿命は建物よりも短く、いざ問題が起きると建物自体にも深刻な影響を与えるのも事実です。だからこそ、体と同じように定期的なメンテナンスをすることが設備の寿命を延ばすのには大事なことです。

具体的にはどうすれば良いの?

さて、いざ家庭の設備のメンテナンスと言っても具体的に何をすれば良いのか分からないのが正直な所ではないでしょうか?そこで住宅設備のメンテナンスとしてご家庭でも出来ることをお教えします。

まず「大まかな寿命を知る」ことが大事。

配管内の錆

パイプや設備機器の寿命はコンクリートや木材と比べて短いのが現状です。特に、給湯器などのガス器具、洗浄便座などの電気機器などは不具合に気づかずに使用を続けていると重大な事故に発展することもあります。そこで大まかな寿命を知っておくことは非常に大切だと言えます。

古い鉄製の配管など錆でボロボロになってからでは直すのに大変な手間がかかることもあります。また健康にも良い影響とは言えません。

給湯器などのガス器具 約15年
ウォシュレット等洗浄便座 15年
給水設備(配管、受水槽、ポンプなど) 18~24年
雑排水設備 18~24年

消耗品の交換を定期的に行う

例えば蛇口や器具のパッキンなどのゴム製品などは2~3年でボロボロになることもあります。水漏れが起きてからでは他に被害が及ぶこともあるので定期的な交換が理想です。またフィルターなどの部品も掃除や交換を行うことによって機器本体の寿命を延ばすことにもなります。

配管のメンテナンス

配管ライニング工法

排水管の定期的な洗浄などを行うことでパイプの寿命を延ばすことになります。また古い鉄管などにはライニング(配管の内面を樹脂等でコーティングする)することによって対応年数を延ばすことも可能です。

清潔に使用する

なんと言っても清潔に使用することが寿命を延ばすのには一番大切です。お風呂や洗面所まわりなどは使用後にこまめに掃除するとか、キッチンで言えば熱いお湯や油分を含んだ排水は流さないこと、流してしまった場合にはその後に水だけを暫く流してみるなど、ちょっとした心掛けで設備の寿命を延ばすことにもなります。

ポイント

  • キッチンでは油分を含む排水を流したあとは暫く水だけを流す
  • 冬場は排水管内の油分が固まりやすいためお湯を流すなど(熱湯はダメ!)する
  • 洗濯パンや浴槽パンのトラップの掃除は定期的に行う
  • 蛇口などは無理な力で締め付けない(パッキンの摩耗が速くなる)
  • 衛生器具のメッキ部などは濡れたままだと剥がれ易くなるので乾拭きする
  • シングルレバーなどの急な開閉は配管に負担が掛かるためなるべくしない
  • 出来れば年に1回程度は屋外の排水(パイプ・桝)の清掃を行う

これから家を建てる方やリフォームをする場合には

配管材は種類によって対応年数や強度などが違います。当然価格が違う場合もありますが、長い目で見ればそれが結局安かったってこともあります。また設計段階でこの先の交換やメンテナンスを考えて設備を配置することも大切です。その場合は設計者や工務店よりも実際に施工の経験が豊富な設備業者など専門家の意見を取り入れることも大切だと思います。

お問い合わせはTEL075-592-6022